Shiunからの手紙

Live different.

霧に包まれた山道をゆく

Day 95:昭化古城(zhaohua)- 剑门关(jianmenguan)= 38.1km

 
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今朝は激しい雨の音に起こされ、久々に早起きできた。早起きはやっぱりいいもので、一日のはじまりを自分のものにできる。宿が静かで居心地のいい部屋で思わず長居したくなったが、今日は長い長い山道を歩いてく道のりのため、9時に宿を出発した。昨晩夕飯を食べたのと同じお店で、朝食に凉面を一杯さっと食べて歩行を開始した。
 
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今日の目的地は剑门关という別の有名な観光地。またもやここでもスマホアプリの携程を使って1元チケットが発動できるため、タダ同然で観光できてしまうのだが、まずは丸一日かけてそこまで歩いて移動せねばならない。激しい雨が降ったり小雨に変わったりする中、まずは山を登っていってみよう。
 
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山道を登るにつれ、昭化古城の街がどんどん小さく遠くなっていった。
 
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そして高度が上がるにつれ、雲と霧の中に突入し、マイナスイオンを体いっぱいに浴びながら前に進んだ。
 
山道に入ると車の通りもほぼなく、雨の音と静寂さに包まれた静かな道を登っていく。ノイズがなく、森の自然に囲まれた環境下を歩くと心も安静になり、霧と山と森林の景色を楽しみながら、無駄なことを考えずただ歩くことに集中できた。
 
 
途中、雨の日ならではの出会いがいくつかあった。
 
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ん?熊?と一瞬見たとき動物にも見えたが、「蓑衣」という昔よく使われていた草で作られたレインコートだ。後ろ姿は何かの動物の皮のようにも見えた。
 
続いて、雨の日を待ちわびた動物たちが山道の道端に現れた。
 
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道を横切っていった黄色いガマガエルさん
 
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小さいながらも巨人に威嚇してきたカニさん
 
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雨の日でもムシャムシャと葉を勢いよく食べる山羊さんたち。
 
少し残念だったのは、いくつかの絶景を眺めるポイントが途中にあったが、霧で何も見えなかった。それでも霧の日ならではの独特な山々の姿を観れたのだから十分満足はしている。疲れたら小休憩を幾度か挟んで、午後六時まで歩き続けた。
 
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ようやく5時頃に目的地の剑门关の北口に到着したが、明日のことを考えると南口の方が利便性がよいため、もう1時間追加して歩いた。
 
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今度は漢の時代にタイムスリップ。
 
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最後に1145mのトンネルを抜けて、ついに南门がある観光地域に到着した。
 
ここから締めくくりの一仕事の宿探しに少し時間がかかってしまった。というのも、スマホで見つけた安宿は営業してなく、次に見つけた安宿では結局外国人登録できず、最終的に宿のご主人に紹介してもらったホテルで落ち着くことになった。
 
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最安値で一晩128元(2200円)と普段より数倍は高い高級ホテルだが、朝飯つきだし、たまには良しとしよう。
 
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晩飯には、一日歩ききったご褒美に、剑门关名物の豆腐とビールも頼んだ。ちなみに、このスティック状の豆腐を唐辛子につけて食べるのが剑门关流だ。塩が効いてて、ビールによく合う。
 
明日はまず午前中に剑门关の観光地を巡ってから、様子を見て午後にどれだけ前進できるか決めようと思う。
 
Total: 1754.7km
 
 
 
しうんより