Shiunからの手紙

Live different.

豚の運び屋もじゃもじゃおじさんに運ばれて

Day 113:邛崃(qionglai)- 雅安(yaan)= 18.8km

 
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昨日に引き続き、四川では珍しく青空を垣間見る天気の良さ。たっぷりと8時まで寝て、準備をして、旅館の下のレストランで朝食に一杯麺を食べ(こちらでは朝から辛い麺を食べる習慣がある)、9時過ぎになって歩き出した。
 
近頃は朝に弱く、朝寝坊が多い日々。調子がいいときはパッと目覚めるのだが、精神的に弱ってたり、現実と向き合いたくないと夢の中にまた戻りたくなる。
この二日間はいい天気に助けられ、足の痛みやバックパックの重みを乗り越え、遠くに広がる高い山々を右手に眺めながら、一歩一歩着実に高山地帯へと近づいている。
 
人間の適応力はすごいもので、バックパックや靴擦れの痛みにも数日でだんだんと慣れてくる。
 
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それに、この石像と比べれば、自分の痛みなんて大したものではない。
 
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途中、酒造りで有名な街を歩き過ぎた。
 
お昼近くになって、休憩がてらに朝買っておいたフルーツを取り出し、ミカンを二つ食べ、リンゴをかじりながらまた歩き出すと、一台の軽トラが少し前に止まった。
 
軽トラの中を覗くと、中国独特の丸いフレームのサングラスに、もじゃもじゃの髭を生やした陽気なおじさんが少し乗せてってくれることになった。豚の運び屋を仕事にしているおじさんの軽トラからは確かに若干豚の匂いが漂い、朝一仕事を終えて家に帰るついでに乗せてくれた。
 
自分も、中国ならやっぱ丸いフレームのサングラスでしょ!で思い、おじさんのとそっくりな丸いサングラスを持っていて、どこかおじさんのファッションセンスに共鳴するものを感じた。
 
心の優しいおじさんは、僕が当初二日後に歩き着く予定だった雅安という街付近で降ろしてくれた。
 
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髭歴3ヶ月の僕と、3年間髭を伸ばし続けたおじさんとの差がこちら☝︎
 
もじゃもじゃおじさんとの出会いのおかげで、午後3時前には雅安の雨城区にある今年オープンしたばかりゲストハウスにチェックインできた。
 
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なかなかアットホームでいい感じのゲストハウスだ。一泊25元(437円)。
ちなみに宿泊客は今のところ僕一人だけ。
 
早く到着できた分、ルートを再確認したり、これからはじまる高山越えに必要な体力を温存することができた。
 
いまは窓際に座って、心地よい夏の終わりの風を感じながら、冷えたビールを飲みたくなる今日の午後5時過ぎに乾杯。
 
Total: 2124.5km
 
 
 
しうんより