shiunからの手紙

Live different.

歩こう 乗ろう 僕は元気

Day 148:香格里拉Shangri-la)- 虎跳峡(Tiger Leaping Gorge)= 93.3km

 
今朝は8時前に起き上がり、近所に朝ごはんを食べに出かけ、戻って準備をして、少し遅い10時から歩行を開始した。
 
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青空の下、雲南省での歩行前進を清々しく歩きはじめた。
 
今朝は歩きながら、こんなメロディーを口ずさんだ。
 
歩こう 歩こう わたしは元気
歩くの大好き どんどん行こう♪
 
そう、トトロの主題歌で有名な「さんぽ 大橋のぞみ - 歌詞タイム」という曲だ。
 
実は先日、この歳になって、「となりのトトロ」を中国語吹き替え版ではじめて見た。初トトロを中国語で見た感想は、言語は違えど全く違和感なく楽しめた。完璧な中国語の吹き替えの中にも、礼儀や言葉遣いに日本らしさを感じられて、中国語で日本文化を学びたい人にはいいかもしれない。
 
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歩きだしてから少し経ってダウンロードしておいた、お気に入りのポットキャスト(Earth Redioと爆笑問題カーボーイ)を聞きながら、愉快に歩いた。
 
お昼12時に一度休憩を取り、少し痛くなりだした足を靴から出し、道路脇の芝生に少し寝そべった。
すると、非通知で電話がなり、出てみると日本にいる母親からだった。久しぶりに母親としばらく国際電話で話し、電話を切った。
 
午後1時から再び歩行を開始したのだが、すでに足の両親指の下が痛くなりだした。靴下の種類によって、マメができる箇所が変わってくるため、靴下を途中で変えようか考えたが、そのまま我慢して歩いて痛みに慣れるのを待った。
 
歩いた距離を別に誰かと競争しているわけではなく、一日どれだけ長く多く歩けたかが重要ではなく、それよりも歩く過程のクオリティー(自分とどれだけ向き合えたか、歩くことを楽しめたか)の方が重要だ。
 
午後2時半になり、今日の目的地まで残り半分ほどの距離に差し掛かった際、一台の車が止まり、乗せてくれることになった。
 
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乗せてくれたのは大理で旅館を営むご主人で、宿泊したお客さんをシャングリラまで観光しながら送り届けた後の帰り道で拾ってくれた。このまま大理まで連れてってもらうこともできるが、その前に通りかがる丽江という別の有名な観光地の前で降ろしてもらうことにした。
 
最近歩いてると、一日一度は逆ヒッチハイクに遭遇し、断らずに乗せてもらっている。以前は自分で歩きたくてなるべく断っていたが、今は歩き通すより旅の出会いを優先している。
その他に、自分からヒッチハイクはしないというポリシーは守っている。
 
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乗せてくれたご主人がオススメする観光地、丽江の手前にある"虎跳峡"という街で降ろしてもらった。
それとご主人が経営する大理の旅館は、ちょうど今月末に閉店するそうで、大理に到着したらその前にぜひいちど旅館を訪れてみようと思う。
 
 
明日からはこの虎跳峡の観光地から丽江を目指す。
 
 
 
しうんより