shiunからの手紙

Live different.

これまでとは一味違う雲南省での旅路

Day 150, 151:虎跳峡(hutiaoxia)- 丽江(lijiang)

 
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虎跳峡に生えている秘密の草・・・って全然秘密になってないけど、はじめて間近に見た実際に生えているマリファナ。近寄って匂ってみると確かにマリファナ臭い。
 
歩いていると道端のあちこちに元気よく生えている。
 
なぜこの山の一帯にマリファナが生えているのか、なぜ警察は取り締まらないのか分からないが、虎跳峡は、あまり観光開発されておらず、昔から外国人観光客が多く中国人観光客は少ないため、外国人観光客の間でマリファナ好きの穴場スポットになっているのかもしれない。
 
それとなぜか韓国人観光客も多く、韓国では「虎跳峡」は有名な観光地らしい。
 
ハイキング好きで、中国国内でどの観光地に行っても中国人で溢れかえるのに嫌気がさした人にはぜひお勧めできる観光穴場スポットだ。
 
 
今朝は7時半に目を覚まし、宿泊したホステルの部屋の前に広がる雄大な山を眺めながら、のんびり朝の時間を過ごした。
 
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トイレからは、こんな絶景風景が楽しめる。
 
さすが外国人が多く訪れるだけあって、朝ごはんにはパンケーキがあり、チョコバナナパンケーキと卵焼きを食べた。
 
昨日ハイキングの途中で知り合った、アメリカに留学中のウェイリーと、ドイツから旅行に来ているベッカーの二人に加えて、宿で久しぶりに日本人に出くわした。容姿が日本人っぽいなと思い、宿泊のレセプションで赤色のパスポートを出したのを見てすかさず「日本人ですか?」と話しかけてみると、日本人センサーの予想は的中した。
 
かよさんという女性の方で、久しぶりに日本の方と日本語で大いに話が盛り上がった。日本の外で日本を共有できるのは嬉しい。
 
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今朝はみんなでゆっくり朝ご飯を食べた後、10時半から引き続きハイキングを再開した。昨日は6時間近くも歩いたが、今日は約2時間ほどバスが通っているホステルに到着した。
 
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ここから丽江までの100kmほどの道のりは、この旅ではじめてバスにお金を払って乗ることにした。
 
せっかく出会った友達たちと一緒に丽江まで行きたかったのと、歩いてきた道を引き返えしたくなかったからだ。
 
丽江からまた歩くことにして、友人たちとバスに乗り込んで、バスの中ではウトウトしながら気がつくと目的地に到着していた。
 
やはり歩くのと、バスに乗って旅する感覚は違うことを実感した。
 
丽江に到着後、紹介してもらったホステルを見つけ、晩飯には火锅(ホットポット)を三人で食べた。
 
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ここでドイツ人のベッカーとは帰国のためホステルで別れた。
 
★★★
 
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丽江のホステルから見た朝日。
 
今朝は7時半頃に目覚め、今日は一日丽江に滞在する。
 
朝ご飯はホステルでアメリカンな朝食セットを注文した。トーストにはじまり、目玉焼き、ベークドポテト、煮詰めたマメにコーヒーがついてきて、ボリューム満点でお腹いっぱいになった。
 
朝食後、友人のウェイリーととりあえず自転車を借りて丽江を巡ることにした。
 
ここで新たにスペイン人のアレックスが加わり、三人でサイクリングに出かけることになった。
 
さらにアレックスに僕が徒歩で旅をしていることを告げると、すぐに一緒に大理まで歩くことが決まり、それにウェイリーも加わって、これで一気に、一人から三人の歩き旅に変わった。
 
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市内から離れたカントリーロードを走り、二つの古城を見てまわった。
 
晩飯には古城内にある市場まで食材の買い出しに出かけ、ホステルに戻ってキッチンを借りて料理をつくって食べた。
 
雲南省に入ってからはこれまでとは一味違う、よりリラックスしたムードでの旅を楽しめている。
 
さあ明日から三人で大理までの徒歩の旅がはじまる。
 
 
 
しうんより