Shiunからの手紙

Live different.

黙々、淡々と山道をゆく

Day 173:迎和农家乐(yinghenongjiale)- 沙桥(shaqiao)= 37.6km

 
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昨晩宿泊した农家乐(田舎の農民が経営する宿とレストランのこと)では、一晩中停電で、晩飯はローソク一本の薄暗い灯りの中で食べた。
 
朝7時にセットしたアラームでは起きれず、8時になって起き上がった。冬が近づき日の出が遅くなってきているのもあるが、早起きの習慣を取り戻したいと思う。
 
朝は若干冷え込むため、山から太陽が差し込み暖かくなりはじめた9時から歩行開始。
宿を出ると、すぐに登り坂の山道に突入し、一人静かな朝の山道を歩いていった。
 
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今朝の時点で標識には昆明まで残り280kmと印されていた。
この旅をはじめる前なら、まだ途方もなく長い歩行距離に感じられただろうが、2500kmも歩きつづけると、何てことない距離だと思えるようになった。一般的な人との感覚がだいぶズレてきている。
 
今日は上り下りの多い山道を黙々と歩いた。ここ数日は特に写真も撮らず、淡々と歩いている。そして、もうすでに頭の中ではゴールした後のことを考えている。旅を終えてからの日本への帰国、来年の目標や予定を歩きながら近頃はよく考えている。
 
徒歩の旅では一日の大半の時間を自分と過ごし、己との対話が繰り返される。
 有り余るほど自分と向き合う時間があるのは、良くも悪くもある。
どちらかというと孤独な時間を楽しめる方ではあると思うが、日々の自分と向き合う時間の中で同じような思考パターンに陥ってしまっているのはあまり好ましくない。
限られた時間の中での方が、人は必死になって一生懸命考えたり、何かを成し遂げようとするものだと思う。
 
そうはいっても、この旅もあと10日ほどでクライマックスを迎えるので、今の時間を大切に歩いて過ごそうという想いもある。
 
今日は泊まる宿が適度な距離で見つからず、久しぶりに一日で40km近く歩き通した。だいたい25kmを過ぎたくらいから、脚の痛みがはじまり、歩く効率が低下しだす。
いつも以上に歩いた今日一日を終えてみて、足の裏にはマメができてしまい、脚の疲れもひどい。
やはり一日で30km前後がちょうどいい距離である。
 
それでも一晩寝て起きると、ほぼ脚の痛みは取れてしまうのだから、我ながら脚の回復力はすごいものだ。
 
ゴールが迫り、早まる気持ちはあるものの、無理せず最後まで楽しんで歩き終えよう。
 
Total: 2716.2km
 
 
 
しうんより