Shiunからの手紙

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【シュリーナガル】雄大なヒマラヤ山脈を眺めながら、二泊三日でGangbalトレッキングに行ってきた

デリーから北インドのジャンムー・カシュミール地方にある「シュリーナガル」に飛んだ初日。
空港から出迎えの車に乗り込み、宿泊予定の水上ハウスボートまで案内された。その時点ではまだシューリナガルでの予定は決まってはいなかったのだが、ハウスボートでの昼食の後に現地の旅行コーディネイターが現れ、シュリーナガルでの旅行プランを組んでくれた。二泊三日のトレッキングに加えて、シュリーナガルの現地観光、シュリーナガルからラダック・レーまでのジープ移動費込みで、16,500ルピーのプランに乗ることにした。何といっても雄大なヒマラヤ山脈を眺めながらのトレッキングは楽しみだった。

 

荷馬四頭に、ガイド二人つきというVIP待遇なトレッキング

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当初シュリーナガルに到着した翌日から二泊三日でトレッキングを予定していたのだが、あいにく雨が降り続く一日で、その日はトレッキングが延期となった。そのまま滞在していたゲストハウスで静かな雨の日を楽しんだ。次の日も午前中は雨と曇り空だったものの、お昼頃には天気が回復しトレッキングに出発することになった。シュリーナガルの町から二時間ほど北に車を走らせ、トレッキングに入る手前のビレッジで車を降りて、現地のガイドの家に案内された。

 

出発前までどのような装備で二泊三日のトレッキングに向かうのか何も聞いていなかったのだが、トレッキングに行く準備をはじめてみてびっくり。なんとガイドの人が荷馬を四頭も引き連れてやってきた。たったの二泊三日のトレッキングでなぜ四馬もの荷馬が必要なのか最初戸惑いはあったが、荷物の中には大きいサイズのガスコンロ、ガスボンベ、鍋、フライパンなど一式の調理器具、テント、マットレスなどなどを含めると結構な量の荷物の量になった。そして四頭の荷馬の背中にすべての荷物を預け、トレッキングガイドが二人ついて、いざGangbalトレッキングに向けて出発した。


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トレッキングに出発したのは午後2時半ごろで、行きは急な登り道が続いた。ガイドの二人は四頭の荷馬を引き連れ、さっさと登り道を登っていく。その後を僕たちは遅れをとらないよう必死になって追いかけた。ゴツゴツした岩や石道をジグザグに登っていく。次第に視界が開けてきて、雄大なヒマラヤ山脈が姿を現した。季節は秋から冬へと変わり始め、初雪が山々の上層部に覆いかぶさっていた。青々とした空に、大きな雲が山々に重なり、思わず立ち止まってその美しい眺めに見入った。 


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トレッキングの高度は2500メートルを超え、山道を登ったり下ったりしながら、ジプシーハウスがあるベースキャンプを目指した。約3時間半かけて山道を歩き、午後6時にベースキャンプのジプシーハウスに到着した。急いで暗くなる前にジプシーハウスの屋根に自分たち用のテントの設営に取り掛かった。


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しかし、ハウスボートから借りたテントが少し変わった形状をしており、うまく設営できず結局辺り一帯が暗くなってようやくテントと寝床の準備が整った。


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ぼくたちがテントの設営に戸惑ってる間に、ガイドの二人はジプシーハウスの中で夕食の準備を終えて待ってくれていた。厳しい登り道を歩き抜き、お腹はもうぺこぺこ。そんな中、美味しそうなカレーの匂いに思わずよだれが出る。初日の夜のメニューはチキンカレーだった。白いカシュミール米をお皿いっぱいに盛ってもらい、その上にチキンカレーをかけて、言葉も忘れて頬張りついた。トレッキング後の温かいインドカレー飯は最高に美味かった。ご飯を食べた後は、ポータブルスピーカーでIndian Musicを流しながら、ジプシーハウスでのんびりくつろいで、夜9時頃にテントに戻って就寝した。

 

二日目はGangbal Lakeまでトレッキング

二日目の朝は午前7時に起床した。テントの外に出てみると、雲ひとつない青空が広がっていてハリムク山がとても美しかった。夜になると気温はだいぶ下がるため、テント泊は寒いのではないかと心配はあったが、寝袋の上に毛布をかけ、湯たんぽを足元にしのばせて快適なテント泊となった。

朝食にはパンにバターとジャムを塗り、ガイドの人がオムレツを作ってくれた。朝食をすませ、仕度をして、朝9時半からGangbal Lakeという湖に向けて出発した。

 

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ヒマーラヤ山脈を眺めながら、高山地帯に広がる草原を抜け、一時間ほどで一つ目の湖にたどり着いた。


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岩の上に登って、ハリムク山をバックに。


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ハリムク山の真下に広がるエメラルドブルーに透き通った湖を独占。

 

こんな綺麗な湖を前にしたら、やっぱり泳ぎたい。

3500mにある湖の雪解け水の寒さを覚悟して、服を抜き捨てて湖に飛び込んだ。

心臓あたりまで水に浸かると、心臓が止まってしまうんじゃないかと焦るくらい痛寒くて、すぐに岸辺まで戻った。

 

ここからさらに30分ほど歩いていったところに、お目当てのGangbal Lakeがあり、美しい湖を前に持ってきたランチボックスを開けてジャムサンドイッチに、茹でたジャガイモと、ゆで卵を頬張った。ランチが終わると、その場でウトウトと昼寝した。しばらくすると太陽が雲に隠れてしまい、すると一気に寒くなった。時間もいい時間になったので、Gangbal Lakeを後にして、ベースキャンプまで戻ることにした。


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午後三時にはベースキャンプまで歩いて戻り、テントの中で軽く昼寝をとった。夕方からみんなで夕食の準備に取り掛かった。今晩のメニューは野菜たっぷりカレー。山でこんな豪華な食材と食事ができるなんて、ほんとに四頭の荷馬に感謝である。夕食の準備が終わると、またスピーカーでインディアン音楽を流して、ジプシーハウスの中でダンスがはじまった。見よう見まねでインドの踊り方を真似して踊ってみる。言葉は通じなくても、言葉を超えて音楽は人を結びつける。

ヒマーラヤ山脈が赤く夕焼けで赤く染まり、また外でも踊って、夜を迎えた。楽しみにしていた野菜たっぷりカレーをお腹いっぱいに食べて、ジプシーハウスでの最後の夜を満喫してのだった。

 

 

しうんより