Shiunからの手紙

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【ラダック・レー】定価350ルピーする商品を、50ルピーまで値切れた交渉術

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インドで値切る経験がなく、騙されやすい日本人

インドの観光地では外国人、その中でも特に日本人は買い物では不利である。なぜなら買い物で値切るのが当たり前のインドで、日本人は値切るという経験がほとんどないからだ。そして心優しい日本人は、インド商人から高い値段を吹っ掛けられても、「まあ日本に比べれば安いしいいや」という感覚で商品を買ってしまう。

 

モノの価値を見極める目と、値切る交渉術を磨く!

ぼくは普段日本ではあまり買い物をしない方なのだが、インドではバーゲン(値切る)して、欲しい物を手頃な価格で手に入れることに快感を覚えるようになった。

 

日本にいると、すべてのモノに決まった値段がついているため、自分の頭で「そのモノがいくらなのか?」と考える必要がない。
つまり、商品の値段(価値)は、売り手によって決められ、買う側はその決められた値段で納得するモノを買うという仕組みだ。

 

一方でインドでは、商品の値段を売り手と買い手の交渉によって決めることが多い。そのため、商品に値段はあってないようなもので、売り手が買い手にまず商品の価格を提示してくる。そこから買い手は自分のほしい価格を売り手に交渉して、買うか買わないか決める。
日本のように、すべてのモノが決まった価格で販売される仕組みのよさは、いちいち買い物で交渉する必要がないので効率的である。しかし、買い物の際にモノを見極める力と交渉術は身につかない。そのため、モノを見極めて値切る交渉術が必要な海外の買い物では不利なのだ。

 

インドで買い物をするときに安く値切れる手順

そこで、ぼくがインドを旅しながら買い物をするときに実践している安く値切る方法を紹介したいと思う。

お店で値切る手順は以下の感じで行っている。

 

  1. お店に欲しい物があったら店主に値段を聞く
  2. 言われた価格に対して、必ず「少し安くしてくれない?」と聞いてみる
  3. 買いたい商品の欠点を見つけて値切ってみる
  4. 納得する価格にまけてくれたら買う。まだ高いと思ったらさらに値切る
  5. こちら側が納得する価格では売ってくれなさそうな場合、一旦お店を出るそぶりを見せる
  6. もし店主に呼び止められなければ、その商品とはご縁がなかったと諦める。もしくは妥協してその値段で欲しい物を買う


インドや海外でお店に行くと、実は店主が最初に客定めをするものだ。「この客なら、このくらいの価格で売ってみよう」と客定めして、買い手側に値段を提示してくる。商品を高く買ってくれそうな外国人客相手なら、より高い値段を提示してくる場合があるのだ。しかし、モノによっては言われた値の半分くらいが相場だということもある。一概にすべてのモノが半額程度で買えるというわけでもないが、モノを価値を見極る目が試されるのだ。

 

定価350ルピーするパンツを、50ルピーまで値切れた方法

さらにお得に欲しい物を手に入れる方法を発見したので、そちらも紹介しておこう。

 

先日、レーの町を歩いているとお店の外に服やらパンツが展示されていた。その中にいい感じに色抜けしたネパール風のタイパンツがあり、そのパンツを持ってお店に入り、試着して気に入ったので値切り交渉に入った。そのパンツはずっと外に飾られていたからか強い太陽の日差しに晒され激しく色落ちしていた。見る人によれば、ただのボロボロのタイパンツにも見えるが、ぼくにはその激しい色抜けが逆によかった。最初店主にいくらか聞くと定価の350ルピーと言われた。そこから外にずっと飾られていたことを理由に150ルピーまですぐに値段が下がり、さらに「こんなボロボロのパンツ誰も買わないよ」と言うと最終的には50ルピー(約100円)にまでまけてくれた。

 

海外で値切りコミュニケーションを楽しもう

モノを買うときにいちいち値切る必要があるのを面倒だと捉えることもできるが、ぼくはインドで値切りコミュケーションをとことん楽しんでいる。自分が狙いを定めた価格まで値切れたときは嬉しいし、モノの価値を見極める力を磨く事ができて、お店の店主とのやりとりがこれまた面白かったりする。逆に、日本のように決められた価格でしか買い物できないのをつまらなく感じてきてしまう。

まだまだ値切る技術に改善の余地があるので、インドで買い物を楽しみながらしっかり磨いていこうと思う。

 

 

しうんより