Shiunからの手紙

Live different.

自分だけしか歩めない道がある

Day 109~112:成都(chengdu)- 邛崃(qionglai)= 84.9km

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成都からチベット高山地帯に向けて出発して四日が過ぎた。いまいち日々の歩く距離が伸びず、ここ数日は、新しいバックパックと靴、それから新たな装備4kg分の重みに悩まされている。

秋冬と高山に向け、総入れ替えした装備なのだが、新品の履き慣れない靴、背負い慣れない重量とバックパックが身体とまだシンクロできていない。バックパックのベルトが腰骨辺りに喰い込み、擦れて赤くなって痛くなり、靴は足の親指下の一点に力がかかりマメができ始めた。これでは、まるで北京を出発した頃に戻ったかのような感覚で、痛みに堪えながら前に進まざるおえない。いま20km歩くと、30km以上歩いたときのような疲れを感じてしまう。
果たしてこんな状態で高山地帯に入っていけるのか心配になってくる。。

しかし、そんな弱音だけ吐いてても何も変わらないので、痛みと向き合う中で新しい装備の感触を確かめながら調整して、少しずつではあるが、よくはなってきている。

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今朝は9時になってようやく起き上がり、昼飯を食べてから歩き出した。今日は珍しく天気がすこぶる良く、燦々と降り注ぐ太陽光を浴びながら、弱気になりかけてる自分に喝を入れ、本腰を入れて前に歩んだ。

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途中から遠くの方に高い山々が見えてきて、モチベーションが上がった。

時々、自分のいま歩んでいる道を不安に思う時がある。これは目の前の道というより、人生の道という意味においてである。でも、大事なのは「自分だけしか歩めない道(人生)がある」ことを信じて、突き進むことだ。

いま持ち歩いている松下幸之助の『道をひらく』という本には人生の教訓になる教えが詰まっている。

今日は、この本の引用を自分に言い聞かせて終えることにしよう。

他人の道に心をうばわれ、
思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。

さあ、我が人生を歩み続けよう。

Total: 2105.7km



しうんより