不自然極まりない人間圏
この正定长乐门という大門をくぐって、石家庄へと向かった。
广恵寺华塔, temple tower built in 785-804. It's 33.35m height.
どのお寺に入るのにもお金がかかり、この塔がそびえ立つ广恵寺は壁の外から眺めて写真を撮った。建てられたのは785-804年。33.35mもの高さがある。
The view of ancient Zhengding city from the top of The Chang Le Gate.
长乐门の上に登ることができ、正定市内を一望できた。
正定を歩き出て、石家庄へとつながる橋を渡って大都会に入る。
Getting into modernized big city.
大都市,石家庄市内への入り口。ぼんやりと高層ビルの影が後ろに見える。
Constructions are everywhere in this city.
この街も、あちこちで高層ビルが立てられている。
火力発電所の前。人が増えればエネルギーの消費量は増え、膨大に様々なものが消費されていく大都会。移動手段の乗り物も、中国ではみんな電気バイクに乗っていて、自分の足で歩いてる人はあまり見かけない。何でもかんでも資源のエネルギーに依存する僕たちは、本当にすべて頼る必要があるのだろうか?
石家庄市内を歩いてて思ったのは、まるで北京市内に戻って歩いてるかのような錯覚に落ちた。大都市の発展はどこも似たり寄ったりであまり特徴がない。高くそびえ立つ高層ビルに、大規模な商業施設。正直、僕はいま都会に興味はない。ここは、人間が作り出した不自然極まりない人間圏だ。都会の未来がこれからどこに向かうべきか、僕には分からない。
なので、石家庄には滞在せず、明日から山あり谷ありの山西省に向けて歩き出す。
Total: 276.1 + 15.7 = 291.8km
しうんより